SEIWA

あがり症からの解放
人前で話せる自分
あがり症の克服法


■ 緊張をほどく呼吸法
■ 暗記をしない
■ 型から入る
■ 話の途中で頭が真っ白くなる人へ
■ あがりながらでも話せるために
■ 声に不満の人へ

緊張をほどく呼吸法
人はあがると、心臓がドキドキしたり、呼吸が速くなったり(ひどい場合には呼吸困難になります)、赤面や震え発汗などの症状をおこします。
これは緊張と不安から引き起こされるのですが、自分の意志ではコントロールできません。自律神経のはたらきなのです。
心をゆったりと落ち着いた方向へ導いていけば、緊張や不安が解消されていきます。呼吸法はそのための有効な方法です。


§  腹式呼吸
    まず腹式呼吸から始めてみましょう。
@ おなかに手をあてて、口から息をはきながらおなかをへこませます。
A 充分息をはききったら、こんどはおなかをふくらませながら鼻から息を吸いま す。
B 慣れたら、次にゆっくりと息をはくようにします。
だいたい吸う時間の倍の時間をかけてはきます。
C 心もち息を吸う時は、肩を上げ息を吐くときは肩を下げながら気も下げます。

§  姿勢
* 立ち姿勢・座り姿勢
あごを引き、肩の力をぬき、頭のてっぺんが天から糸で引っ張られている感じで背筋をのばします。
* 椅子姿勢
椅子の前半分に座り、足は引きかげんにして上記の姿勢をとります。

§  実施方法
* 人前で話しをする時を待っている間に、ひとり静かに上記の姿勢で腹式呼吸をします。
* 息をはく時、はきながら肛門を引き締めます。(きわめて大切です)
* 呼吸法をしながら、暗示のことば(ゆったりしている。おちついているなど)を繰り返します。

※ 普段からの繰り返しの練習が大切です。なお、教室では緩息呼吸法を取り入れています。
  


暗記をしない
あがる原因のひとつに暗記をして人前に立つことがあげられます。
あがらない為に暗記をするのですが、かえって不安をかきたてます。憶えているかどうか心配ですし、話すことに使う神経と思い出すことに使う神経とで緊張が余計高まります。
暗記する労力と時間も大変なものです。要点だけ憶えればいいんです。
私たちの教室では最初は思いつくままに話をするところから始めています。

《Web話し方講座  話し方を学ぶにあたって》 より

本来、話し方はどんな話し方をしてもかまいません。自由自在です。
しかしほとんどの人が人前で話をするとき(どう話していいか)(どうまとめていいか)がわからなくて不安になります。
そのため、途中でことばが出なくなったり、逆にどう終わっていいかがわからずダラダラと話し続けていたりします。
人の前でめったに話しをする機会のない人にとってはごく当然なことです。
決して下手だから、能力がないからということではありません。
人の前で落ち着いてまとまった話しをするには、話し方の基本を学び練習をする必要があります。そうすれば誰でも上達します。
本来、私たちは自分を表現したいのです。自分を表現すれば、私たちは生き生きとしてきます。自分が変わってきます。

話し方を始めるにあたって大切なことは、原稿を紙に書いて暗記などしないことです。最初に原稿に頼ると原稿のないスピーチは苦手になります。
はじめは上手に話すことより、失敗しても、まずぶっつけ本番で話すことが大切です。
多くの人の体験から、暗記して人前に立つとあがった時に頭が真っ白くなって、何も言えなくなるということが言えます。
暗記をするということは、労力も大変ですし、だいいち苦しみで学ぶというマイナスの結果をもたらします。

まず、頭の中に人前に立っている自分を想定してみてください。思いつくままになにか話してみましょう。「うまくしゃべろう」と思わず、いつものような気持ちで話の順序なんかどうでもいいですから話してみます。
思いつくままに話す。そこが出発点です。うまく話すことが目的ではありません。話すことに慣れる、そして話し方を楽しむ、それを目的にしてください。

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型から入る
あがる最大の要因は人前で話すことに慣れていないことです。
ほとんどの人は人前に立つだけで不安になります。その不安を少しでも和らげるために私たちの教室では一つの型から入っています。慣れるまでは全員同じ型です。それを『話し方の作法』とよんでいます。
毎回 々同じ型から話しを始めますので、繰り返しの効果で不安の解消に大変役にたっています。
そのうえ見た目にとてもいいのです。話し方にゆとりと美しさが出ます。それをレッスンしてみましょう。


【T】 人前での話し方の作法

■ おじぎの仕方

・ みなさま(ん) おはようございます。

・ おじぎ (挨拶のあとにおじぎをします。おじぎは45°でします)

・ ○○○○です。(頭を上げてから名前を言う)


■ 手の置き場

・ 手は自然に前の方に重ねておきます。

人前では挨拶と同時に頭を下げるより、ひとつひとつを切り離して行ったほうが落ち着いて見えます。そして挨拶、おじぎ、名前の動作のあいだに間があれば聞き手にいい感じを与えます。

【U】 人前での話し方の基本的な型

■ サンドイッチ方式

・ みなさま(ん) こんにちは。(おじぎ)○○○○です。

・ 何々についてお話します。(話の内容)

・ 何々についてお話しました○○○○でした。(ありがとうございました)

挨拶、名前を話の始めと終わりではさみます。

話し方は本来自由です。でも苦手な人にとってはこうした型から入ったほうがとても楽です。多くの人が話し慣れないために(どう話をまとめたらいいか)(どう話を終わらせたらいいか)がわからなくて立ち往生してしまいます。
基本が大切です。基本を繰り返し練習すればなんとかなるものです。


話の途中で頭が真っ白くなる人へ
初めはある内容をもって話しはじめたのに、途中から頭が真っ白くなって、しどろもどろして自分でも何を言っているのかわからなくなるということをよく聞きます。
そういう人の話し方を聞いていると、だいたい共通している点があります。それは話をどうまとめて、どう終わらすかが不得手であることです。不得手というより普段あまり話慣れていないから、ごく当然のことでもあります。
まとめることが出来ない不安から頭が混乱し、言葉が出なくなったり、ダラダラと話していたりする状態に陥ります。

途中からそういう状態になりそうになった時、簡単に解決する方法があります。
まだ何となく話足りなくても、 話を終りにもっていくんです。
与えられたテーマなり題なりを使って結びます
例えば、『子どもの近況について』というテーマの話合いの場でしたら、話の流れが多少ちぐはぐでも、「きょうは、子どもの近況についてお話をしました。」と言って 結べばいいのです。
もう少し話せる人なら、自分の一番言いたいことをあらかじめ二十文字位にまとめておいて、それを語って終りにすれば、話として立派に形が整ってきます。

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人前で話すコツ(あがりながらでも話せる)
事前に行う大切な二つのポイント

【1】 話し始めから話終わるまでの自分の姿をとらえる。(繰り返しイメージする)

みなさん こんにちは。  (ゆっくりおじぎをする)
  ○○○○です。  (名前を忘れずに)
  話の内容
  これで終わります。  (軽く頭を下げる)

【2】 話の内容をしっかりと構成する

1. ○○○○について話します。
  2. 話の要旨
  3. まとめ  (自分の一番言いたいことを20文字くらいにまとめておく)

暗記をしないで、繰り返し話してみます。


声に不満の人へ
アメリカのオペラ歌手ミミー・ベンゼルの助言

美しい話し方を身につけることは、そう難しいことではありませんが、その前に自分の声を聞くには、歌手がよくやるように手を耳のうしろにあてて、 ふつうの声で話してごらんなさい。自分の声が鼻にかかっているか、かん高いかなどということが、自分でもわかるはずです。
自分の声に不満でしたら、それを少しでもよくする方法の第一は、正しい呼吸をすることです。つまり、 深く息を吸い込むことです。息づかいが浅いと、かならずキーキー声になることをお忘れなく。

私はつね日ごろ、呼吸を整え、のどの筋肉を休めるために、まっすぐに立って、両手を上げながら、あくびをするように息を吸い込み、手を下ろしながら吐き出す運動を、なかば習慣的にやっておりますが、声のためにはたいへんよいようです。 一度お試しになってください。

それから、お友だちに頼んで、あなたのうしろの部屋の隅に立ってもらって、手近にある書物の文章の一部を読んでごらんなさい。ふつうの声でしゃべって、お友達の耳にちゃんと聞こえれば成功です。
私たちは、よく興奮したときなど、思わず声を高めてしまいますが、興奮したなと思ったら、意識して一オクターブ低めなければなりません。
その場合も、まず、深呼吸をしてから直すのです。
私の経験では、平静に話すほうが、叫ぶよりも、人の多い部屋や電話では、相手によく聞こえるようです。

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