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あがり症からの解放
い ろ い ろ な
あがり症対策


■ すぐには話出さない
■ モノにつかまる
■ 快適暗示法
■ 原因を知る
■ 肩書きをひっぺがえす
■ 目標をあなたへ移す
■ 話す場を呑み込む
効果的な方法すぐには話出さない


緊張の極みで前に出て行ってすぐに話だすから失敗します。
私があがり症の真っ只中の頃の経験なのですが、80人位の2日間のセミナーの終りに、突然前の演台に出て感想を発表して下さいと指名を受けたのです。
「あァ、声がふるえるぞ、どうしよう」と緊張いっぱいです。ところが話出そうとしたらマイクの声が通じません。係りの人が来て1〜2分間調整する間黙ってみんなを見ていたんです。なぜかそれですっかり落ち着いてあがることもなく3分くらいのスピーチが出来たんです。


間があくことで、呼吸や気持にゆとりが生じます。
前に出たら ゆっくりおじぎをする。 ネクタイなどを直すフリをする。 腕時計をゆっくりはずす。などをしてみることをおすすめします。

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効果的な方法モノにつかまる


人は心が不安定な時には、何かにつかまっていると比較的心が落ち着きます。
マイクを握っている。 隣の人の袖などをつかむ。 ボールペンや手帳などを握る。

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心の抑圧をほどく快適暗示法


あがり症の人は比較的に心の感度が高く、それだけに神経過敏になり易い側面もあります。普段のそうした心のテンションをやわらげることが大切です。
あー気持ちいい。 よく寝たァ。 あーおいしい。 (寝るときに)今日はよかったァー。 毎日のこうした言葉が心にゆとりを生み、ストレスから解放してくれます。

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心のケア原因を知る


ある人は中学生のとき、何かのことで英語の時間に教室の前に立たされたことがあって、その時はさほど気にはしていなかったのに、人前に出るといつも人に笑われているような気がしてあがるそうです。
また、ある女性は小さい頃、母に「どうしてそんな話し方をするの」と言われたのがきっかけで人前で話すのが苦手になり、あがり症になったそうです。
私の場合、高校二年のとき、国語の時間に教科書を読むときに声が震えたのですが、 その時の教師から「お前は虚勢を張っているんだよ」と言われたんです。なにしろ生意気だったものですから。その言葉が図星だったんですね。それ以来深いあがり症になりました。


多くのキッカケは気がつかないほど些細なものです。 でもそうしたキッカケや原因を知ることが解決の近道です。なかには自分は生まれつきのあがり症でどうにもならないと思っている人もいるくらいですから。生まれつきのあがり症はいません。すべて自分の心で創り出した一つの表現です。 原因と思われる出来事や思いを人に話すと、少しずつ楽になってきます。心のなかの抑圧は話すことで放されていきます。

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エラそうな人の前肩書きをひっぺがえす


スピーチをする時に一番緊張するのは、エラそうな人、こわそうな人が居るときですね。普段立派に会話のできる人でも社長などがいると、とたんに緊張してかたくなる人がいます。


どんなにエラく強そうに見える人でも、泣きどころはあります。
彼らも虫歯の痛いときは、子どものようにべそをかきます。たとえ大臣が居並ぶところでスピーチをするにしても、「大臣がなんだ!」という心構えが大事です。
小説家のモームも、『月と六ペンス』のはじめで、こう言っています。
声望の高い政治家や、成功した軍人などの偉大さというものは、要するに、「彼らの人間そのものよりも、彼らが占める地位に伴う偉さであるにすぎない。ひとたび事情がちがえば、 たちまち平々凡々たるものになってしまう。たとえば、あまりにもしばしば見られる実例だが、引退した首相は、もはやもったいぶった一介の雄弁家にすぎなかったり、軍隊から離れた将軍は、単に商都の一好々爺にすぎなかったりする。」


社会的地位、肩書きにまどわされないで、人間を見ることです。肩書きをひっぺがして、ただ、一様にあなたのスピーチを聞く出席者という考えであたれば、あなたはもう卑屈になる必要はありません。
(諸星 龍 ”3分間スピーチ”より)

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最も優れた方法目標をあなたへ移す


あがりの症状は、自分の立場を意識の中心に置いているから起こります。極端なことを言えば、自分を捨てればいいのです。
そこまでいかなくても、意識の中心を聞く側の人たちへ移せば心の様相が変わってきます。話す目標を「私」から「あなた」へ移すのです。
自分のことより、この人たちに何を話せばいいのだろうかとか、この場での私の役割は何なんだろうとか、私でお役に立てればいい、といった方向へ意識を変えるのです。


非常にうまくいった例を紹介します。
この女性は20代の方ですが、親友から結婚式のスピーチを頼まれて非常に悩んだんです。自分がひどいあがり症だからです。しかもあと3ヶ月しかありません。会社から半日の休暇をとって私たちの話し方教室へ4回いらっしゃいました。
そこで私は彼女に『あがらないための魔法のことば』の中の”近々人前で話さなければならない人のことば”をいつも口ずさむように指導し、ただ友人の結婚式がたのしく素晴らしいものになるように思うことを勧めたのです。
結婚式が終わって彼女からきた掲示板(話し方といい会話講座 はなしかた広場)へのメールです。


「今日はとても寒かったですね。いよいよ冬がやってきたという感じです。初メールです。大宮教室に通っていたMaNaです。無事、12月2日の友達の結婚式のスピーチがおわりました。披露宴の間は緊張していなかったのですが、自分の出番の時にはやはり緊張してしまいました。 でも精一杯友達への思いを伝えたところ、友達は感動してくれた様で涙を流してくれました。
通い始めて3カ月間、先生や大宮教室の生徒さんの励ましにより素晴らしい結婚式になりました。本当にありがとうございました。
今は仕事の都合上通えないのですが機会があったらまた通いたいと思っています。」

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提 案話す場を呑み込む


あがるのはその場の雰囲気にのまれるからですね。つまり自分の心がその場の雰囲気や聴衆に負けているからということになります。
昔から手のひらに人という字を書いてそれを呑み込むという対策が言われています。これも人にのまれるな、人を呑み込めということなのでしょう。


自分の心が話す場や雰囲気より大きくなればいい訳です。
そこで提案です。
話す前に繰り返し話をする場なり、話をする建物を呑み込んでしまったらどうでしょう。人の心は宇宙そのものだと言われています。人の心はそれほどの大きさと拡がりを持っています。
静かな落ち着いた部屋で、身体から余分な力を抜き、心をしずめ建物や話の場を大きな口を開けて呑み込むイメージをします
のまれる前にのみこんでかかるのです。是非試してみてください。

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