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あがり症からの解放
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あがり症克服の暗示
試験の緊張への対処
異常な恐れは必ず克服できる
失敗が心配なら・・・

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ジョセフ・マーフィー博士とは (1898〜1981)

カリフォルニア州のディバイン・サイエンス教会の牧師で、著述家、教育者でしたが、特に 精神法則に関する世界最高の講演者として知られています。 神学、法学、哲学、薬理学、化学の学位を持っていた氏は、ヨーロッパ、オーストラリア、 日本など各国において自己啓発についての 講演活動を行うかたわら、多数の著書を執筆し, 世界的にその名を知られています。

1. あがり症克服の暗示

ある若い女性の声楽の学生がおりました。彼女はすばらしい声を持っておりましたので何度もオーデションに呼ばれたことはあったのですが、そのたびに舞台負けを起して失敗ばかりしておりました。
彼女は恐れていたのです。心理学的にいうと「恐怖」は潜在意識に対する命令であって、潜在意識はその恐怖を実際に表現することにとりかかり、あなたを失敗させるのです。その前のオーデションでは、音符をまちがえて歌ってしまい、崩れ落ちて泣き出すという醜態を演じてしまいました。 彼女がこのようなステージ・フライトを克服したのは、次のような方法によるものでした。

彼女は一日三回、部屋に一人きりになりました。アームチェアに気持よく腰かけ、体をくつろがせ、目を閉じました。
彼女は心も体もできるだけ静かにしました。体を動かさないと心も受動的になって、心を暗示によりかかりやすくするのです。
彼女は「私は美しく歌います。私は落ち着いていて、平静で自信があって安らかです」と言い聞かせたのです。そして自分が美しく歌うところを 目に見るようにしました。彼女はこうして恐怖の暗示を反対の暗示でうち消しました。

彼女は毎日、五分ないし十分間、この言葉をゆっくりと、静かに、感情をこめて繰り返しました。彼女は毎日三回、このような「静座」をやり、また夜、眠る直前にも一回やりました。一週間たつと、彼女は完全に落ち着いて自信を持ち、断然、群を抜いたオーデションを見せました。これが恐怖を克服した具体的な例です。

『マーフィー100の成功法則』 大島淳一著より



2. 試験の緊張への対処

多くの人が試験のとき、暗示からくる一時的記憶喪失症にかかります。そういう人たちの訴えることはいつも同じで、「試験が終わってからその正解を思い出したのですが、試験中はその答えが出てこないのです」というのです。あなたもこんな経験がありませんか。

いつも考えていることは実現するものなのですが、この場合の「考え」というのは、いつも注意を集中しているもののことをさします。恐怖ということは失敗を考えているということなのです。失敗を考えていれば、失敗を せざるをえない、というのが潜在意識の法則です。

ある若い医学生ですが、彼はクラスで一番頭がいいのに、筆記であれ口頭であれ、試験になると簡単な質問にも答えられないのです。彼は試験の数日前から、心配したり恐れたりしていたのでした。つまり自分の潜在意識に、自分が失敗するよう取りはからってくれるよう要求していたわけです。

マーフィー博士は彼に、潜在意識は記憶の倉庫であって、医学の勉強中に聞いたり読んだりしたことの全部を完全に記録していること、 潜在意識は反応し応報すること、それとよい関係を結ぶ方法は、くつろいでなごやかな気持になり、自信を持つことである、ということを理解させました。

そこでこの医学生は、自分がすばらしい成績をとったので、お母さんが「おめでとう」といっている光景を想像することにしました。
幸福な結果のことを考えはじめますと、彼は自分の中にそれに応じた、あるいはそれにこたえてくれる反応や感応を呼び出すことになったのです。彼は結果を想像することによって、その結果を 実現すべき手段を願ったことになりました。
もちろん彼は次の試験を難なくパスして、想像したことを現実の世界で体験したのです。

『マーフィー100の成功法則』 大島淳一著より

3. 異常な恐れは必ず克服できる

あることを病的に恐れる人がいます。人間は生まれつき持っている恐怖は二つしかありません。すなわち、落下の恐怖と音の恐怖です。これは自己維持のために自然が与えてくれた、一種の警報組織ですから、正常な恐怖はよいものです。自動車の近づく音を聞いたらわきによるのは、正常な恐怖に対する正常な反応でよいものです。
しかし恐怖症は異常な恐怖です。これは非常に悪く、破壊的です。こういう恐れにひたっておりますと、聖書の中でヨブがいっているように、「私の恐れたことが私の身にふりかかった」というようなことが実現します。 しかし異常な恐怖が起こるのは、想像力を野放図にした場合ですから、これを克服する魔法のようによく効く方法があります。

もし水がこわいなら、一日に三、四回、五分か十分ぐらい静かにすわって、自分の泳いでいるところを想像して下さい。実際、あなたは心の中で泳ぐのです。それは主観的な体験です。水の冷たさや、腕や足の動きを感ずるのです。それはすべて現実的で、鮮明で、心の嬉しい活動です。
それはとりとめのない白昼夢ではありません。というのは、あなたは想像の中で体験していることは、あなたの潜在意識の中で 現像されることを知っているからです。それからあなたはいやおうなしに、あなたが心の深層に焼きつけた画像を、現実の世界に表出せざるをえなくなります。これが潜在意識の法則です。

山や高所や舞台がこわい場合でも同じテクニックが応用できましょう。自分が山に登っているところを想像し、それ全体の現実性を感じて風景を楽しみなさい。これをつづけますと、それを肉体的にも楽々と気持よくできるようになると確信ができます。そして本当にそうなります。

『マーフィー100の成功法則』 大島淳一著より

4. 失敗が心配なら・・・

失敗が心配なら成功に注意を向けなさい。病気がこわいなら、完全なる健康について考えなさい。事故がこわいなら、神の案内と保護について考えなさい。死がこわいならば、永遠の生命について考えなさい。神は大生命で、それはいま、あなたの生命です。

「置き換え」という大法則が恐怖への解答となりましょう。あなたが恐れることは何でも、あなたの願うものという形で解決できるのです。病気だったら健康を願うのです。恐怖という牢獄にいるのならば、恐怖からの自由を願うのです。
よきものを期待しなさい。心の中でよきことに集中しなさい。
そして自分の潜在意識は常にあなたに答えてくれるということを確信しなさい。それはやりそこねるということがありません。

私の知っている貧しい秀才がいました。その学生は非常に経済的に困難な状況にあったので、しょっちゅう、卒業するまで学費の工面ができるかどうか、それを心配しておりました。頭のよい男ですが、その心労のため、思うように学業が進まない時があるように見受けられました。
私はこの学生に「将来、本当になりたいものは何なのか」と聞きました。彼は外国文学の学者になりたいといいました。それで、私は彼に、自分が講義しているところ、 自宅の書斎で研究しているところ、外国の大学に留学しているところを想像し、目先の心配はやめるようにとすすめました。特に、自分の将来の理想的書斎の設計図をグラフ用紙に書くよういいつけました。彼はこうすることが気に入ったようでした。

彼には奇跡的なことが次々に起こりました。いろいろな奨学金にめぐまれ、しかも外国の大学にも留学できました。彼は学生時代に設計した書斎のような書斎で研究しております。彼がお金のことばかり心配していたら大学卒業もあぶなかったでしょう。

『マーフィー100の成功法則』 大島淳一著より

Copyright (C) SEIWA Kawakami All Rights Reserved   2008 1 24 更新 
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